全国市長会で、26日、福島第一原発の視察に行ってきました。立谷相馬市長(医師)から、放射能や事故当時の市長の行動・判断等について話しを聞き、その後、構内をバスで(下車することなく)視察しました。
構内では、毎日6000人以上の人が働いて、汚染水対策や廃炉に向けての作業をしているとのことです。
原発周辺は、帰宅困難地域のままです。国道を車が走っていますが、脇道には入れません。水田だった地域は、一面に葦と灌木(ネコヤナギの木と聞きました)が生い繁り恐らく耕地としての再生は不可能と思われます。避難を余儀なくされている住民の被害は、金銭だけでは補償できないことが現地を見ればひしひしと分かります。