8月6日から11日まで、川越の姉妹都市であるフランス オータン市とドイツのオッフェンバッハ市を訪問しました。
オータン市はローマ帝国の時代に栄えた町で2000年前の街を取り囲む城壁やコロセウムが残っており古い市街地の道路は石畳です。偶々、コロセウムを使っての、古代のオータンの歴史を織り込んだイベントを見学することができました。約3000人の市民が集まり、剣闘士の戦いや、ローマ時代の二頭立ての戦車のレースを再現した劇を夜の10時頃迄楽しみ、最後は花火で締め括る、オータン市を挙げてのイベントを見る事が出来ました。ベン ハーの一場面を思い出させる様なシーンもありました。2000年前と同様に、コロセウムの中で実際に二頭立ての戦車3台がレースを演じ、市民がそれを見物する様はヨーロッパの文明の厚みを十分感じさせてくれます。
フレスコ画は、オータン市庁舎に高橋久雄先生が描いた壁画と、先生自身が所有している中世の塔の内部に描いているブルゴーニュ侯国の歴史絵巻の一部です。
オッフェンバッハでは市民の皆さんと合流して姉妹都市締結35周年の式典に参加しました。