実に久しぶりにまとまった休みが取れたので、妻と二人で秋田県の仙北市角館に武家屋敷を観に行ってきました。前々から一度は行ってみたいと思っていた町でしたが、7月半ばに、川越市内のある人の紹介で仙北市の門脇市長が川越市役所においでになったのがきっかけで、「この際、行ってみよう。」という気持ちになったものです。
 角館も暑かったです。天候が若干不安定で通り雨が降ったりしていました。武家屋敷はその規模の大きさに驚きました。川越市に1棟だけ残っている武家屋敷は、敷地が多分500から600㎡くらいです。金沢市の武家屋敷通りに面したお屋敷も似たような広さであったように記憶しています。ところが、角館に残っている武家屋敷は、敷地が3000㎡位はありそうなお屋敷ばかりで、しかも樹齢数百年と思われる松や枝垂桜等の大木が何本も茂っていて、杜の中の伝統的建造物群という感じでした。道路も両側に、きれいな水の流れる堀のある道路で、しかも城下町の道路にしては驚くくらい幅が広いのが印象に残りました。
 緑の豊かさと、スケールの大きさに圧倒されました。